慶應合氣道会創部
歴史
2022.03.01
慶應合氣道会創部
1956年、合気会本部道場に通っていた松田勇次先輩・鈴木仁先輩が、藤平光一先生にお奨めを頂き、部の設立の準備を始めた。
11月に三田祭で演武会を挙行して部員を募り、1957年4月、慶應合氣道会は発足した。
顧問の内海勝二先生の推薦により会長を医学部の細谷英吉先生にお願いし、藤平光一先生のご指導で慶應の稽古は始まった。
当時はもちろん専用道場は無く、新宿の合気会本部道場にて「15時からの本部通常稽古に参加、16時からは慶應の稽古を行う、そして17時からまた本部通常稽古に参加する」という形だった。
皆、よく稽古した。合氣道が好きだった。その内に「慶應は強いぞ」と内弟子からも認められる、そんな猛者も集う、同好の士の稽古場だった。